ふれあいJA広場
産地拡大につなげたい『壱岐黄金』の収穫祭を開催
- 長崎県 JA壱岐市
- 2024年4月
昨年12月、壱岐市の志原(しはら)地区まちづくり協議会が主催する『壱岐黄金(こがね)』収穫祭が開かれ、志原地区の住民親子約30人が参加しました。『壱岐黄金』は、壱岐地域で生産されるジャガイモ『ながさき黄金』のうち、高い品質基準をクリアーしたもの。JA壱岐市が第9次営農振興計画で新規戦略品目として1億円産地をめざし、ブランド化に取り組んでいます。
収穫祭は、農事組合法人・平人(ひろうと)営農組合の協力の下、同組合の圃場(ほじょう)でおこなわれました。同組合では23年の春作から栽培を開始し、秋作では約50アールで栽培しています。参加者はそれぞれスコップで掘り起こして収穫。子どもたちからは「ここにもある」「今日はフライドポテトを作る」など、うれしそうな声が上がっていました。収穫した『壱岐黄金』はすべて持ち帰ることができ、参加者からはたいへん喜ばれました。
同組合代表理事の辻川秀樹さんは「収穫祭はまちづくり協議会から依頼があり、地域の一員として協力しました。限られた時間でしたが、地域の交流ができました。多くの人に収穫の喜びや『壱岐黄金』を知ってもらい、営農振興につながれば幸いです」と話しています。
(田原靖子)