ふれあいJA広場
次の全国和牛能力共進会に向け若手畜産農家がトライ!
- 鹿児島県 JA鹿児島みらい
- 2024年4月
JA鹿児島みらい青年部は、園芸や畜産を営む38人の部員が販売会への出品や食農教育への参加、こども食堂への食材提供のほか、生産技術や販売戦略の向上をめざし、地域農業の柱となって活動しています。2023年2月には「JA鹿児島みらい青年部やるぞ! TRY! TRY! TRY! みらいの柱・畜産部員」をスローガンに掲げ、青年部に畜産支部が発足しました。
JA管内の畜産は高齢化が進み、肉用牛振興会を中心にヘルパー組織活動を進めています。発足した畜産支部も、千竈(ちかま)裕樹支部長を中心に若手生産農家18人(平均年齢34.8歳)が労働支援で協力。また、育成技術や商品性向上を目的にした勉強会や耕作放棄地での放牧実証圃場の視察などを通じて、部員同士の競争心を刺激し合い研究を重ねながら、2027年に北海道で開催される第13回「全国和牛能力共進会」への出品をめざすなど、支部の活動は活気にあふれています。千竈支部長は「部員と研鑽(さん)を重ねて全共出品の代表を勝ち取れるよう、がんばりたい」と熱い思いを込めて話しています。
(平山かおり)