ふれあいJA広場
地域の伝統「大根やぐら」を小学生が体験学習
- 宮崎県 JA宮崎中央
- 2024年4月
JA宮崎中央田野支店青年部は1月、宮崎市立田野小学校3年生約100人を対象に「大根やぐら」体験学習をおこないました。この活動は子どもたちに地元のよさを農業をとおして伝えることを目的としています。当日は、総合的な学習の時間で児童らが種から育てたダイコンを収穫し洗浄。青年部はJA職員とともに校内でやぐらの組み立てをおこないました。約200本のダイコンを干し、2週間ほど乾燥させて、干しダイコンを作ります(その後、2月の授業ではハリハリ漬けを作りました)。
児童からは「ダイコンの上手な抜き方を教えてもらえてよかった」「折れないように抜くのは難しい。農家さんはすごい」「漬け物の作り方を初めて知った」などの感想が聞かれました。田野支店青年部部長の川越一史さんは「元気な子どもたちの声が聞けてうれしい。家で漬け物を食べる機会が減っているので、家族に今日の話をしてもらい、食卓に漬け物が並んでほしい」と話しています。
(林田明日香)