食のリスクを正しく理解！「食と農を考える集い」を開催

　JA富山県女性組織協議会（村田美知子会長）は2月、富山市の県農協会館で「食と農を考える集い」を開催。県内のJA女性部員など約150人が参集し、食品のリスクを正しく理解するための講演や映画鑑賞、農産加工品の販売などがおこなわれました。
　NPO法人食の安全と安心を科学する会の山崎毅理事長による講演では、食の安全・安心について、国内では食品添加物や残留農薬で死亡する事例はほとんどないが、微生物汚染による食中毒など食品そのものによって死に至るケースが多いことが挙げられ、リスクの大小を冷静に理解し、コミュニケーションをはかることの重要性が示されました。また、映画は『弁当の日』を鑑賞し、農産加工品の販売ブースには高岡市の「昆布おはぎ」や「にんじんポタージュ」、「みょうが寿し」などが並び、参集者でにぎわいました。
（戸倉雅斗）