女性部員が育てた藍で藍染めを体験

　JAおいらせ女性部三沢支部は、冬期講座で藍染め教室を開き、2日間で22人が参加しました。藍染め教室の開催は3回めで、毎回女性部で栽培した藍を使っています。今回は女性部役員5人が栽培した藍の葉で、間仕切りや手拭いを染めました。
　大鍋で乾燥させた藍の葉を煮だす作業を3回繰り返して煮汁をためて布を浸し染めました。温度管理や時間に注意しながら、空気に触れ酸化して黄緑色から鮮やかな藍色に変わる様子を楽しみました。できあがりをイメージしながら糸や輪ゴムで布をくくったしぼりの模様は、円のつもりが四角の模様ができたなどイメージどおりにならない難しさを感じつつも、どの部員も仕上がりにとても満足していました。　
　今回染めた手拭いは、2月に開いた女性部通常総会で販売し、部員の関心も高く完売することができました。栽培から挑戦したいといった声や染めたいもののリクエストも多いことから、次回の藍染め教室に向け、春過ぎから藍の栽培をスタートさせる予定です。
（織笠祥子）