園芸部女性部が農業高校生と料理で交流

　JA高知県土長地区管内で活動する3つの園芸女性部（南国市、長岡、十市）は2月、高知県立高知農業高等学校で園芸野菜料理講習会を開きました。この講習会は次世代を担う農業高校生に地元野菜のよさを知ってもらおうと毎年実施しているもので、今年で23回になります。参加したのは同校生活総合学科の2年生33人。園芸部女性部の部員15人およびJA役職員らと調理をしながら交流を深めました。
　生徒たちは部員らに教わりながら、ニラや大葉、シシトウなど管内で生産された農作物を使って「ニラのおろしポン酢和え」や「大葉とかちりと大豆の混ぜご飯」などを調理。約1時間かけて計６品を仕上げ、全員で試食もおこないました。生徒からは「料理の盛りつけ方などが参考になった」「味つけもおいしく、簡単に作れそうなので家でも作ってみたい」と好評でした。南国市園芸女性部部長の関田美代子さんは「野菜が苦手な生徒も『おいしい』といってくれてうれしかった。今後も講習会を続けていくことで、地元野菜のよさを伝えていきたい」と話しました。
（森光亜衣）