ふれあいJA広場
フレミズグループが初めてのからすみ作り
- 岐阜県 JAひがしみの
- 2024年6月
JAひがしみのフレッシュミズグループ「イモンキーズ」代表の佐藤阿佑美さんは4月、JAひがしみの中津川地域女性部の部員で伝承料理の講師である小椋照子さんと近藤妙子さんを招き、東美濃地域の郷土菓子「からすみ」作りに仲間と共に挑戦しました。からすみは練った米粉を蒸した和菓子です。からすみの材料の米粉4キロは自らの田んぼで収穫した米を使い、新芽が出始めたヨモギと黒糖の2色で色づけました。ヨモギは小椋さんが自宅の畑で収穫したもの。あく抜きから教えてもらい、色鮮やかに仕上げました。
からすみのほかに、米粉のおひねりも習いました。おひねりはクチナシとビーツ、ヨモギを使った3色です。自然界からの贈り物の色ですが、きれいな色合いに仕上がり、見てるだけで満足。からすみもおひねりも食べておいしく、途中から参加した小学4年生の児童も「きれい、おいしい」と喜んでいました。初めて作ったという佐藤さんは「こんなに手をかけているとは知りませんでした。もっと高値でもよいのに」と話していました。
(水野みゆき)