ふれあいJA広場
被災者に「加賀柿の葉寿し」をお届け
- 石川県 JA加賀
- 2024年6月
令和6年能登半島地震の発生により、加賀市内には二次避難所となっている旅館やホテルが多数あります。被災された方に加賀市の郷土料理である「柿の葉寿し」を提供しようと、JA加賀では2月の4日間、女性部員とJA職員で約3500個の押しずしを作り、市内31か所に届けました。カキの葉は冬季で入手できないため、ササで代用。サケや小ダイ、ガリ、サクラエビ、アオモ、ゴマを載せた押しずしを2個ずつパック詰めしました。
旅館で一人一人手渡しすると、「すごくきれい!」「食べるのが楽しみ。ありがとう」など、うれしい言葉を返してもらい、こちらまで笑顔になりました。加賀市の郷土料理が少しでも立ち直りに向け、元気を出すきっかけになればうれしいです。1日も早い復興を願い、今後も活動を継続して被災された人たちを応援していきます。
(廣澤貴子)