ふれあいJA広場
「菊染めストール」づくりを楽しむ
- 長野県 JA信州諏訪
- 2024年6月
JA信州諏訪女性大学が、茅野市の玉川研修センターで「菊染めストールづくり」をおこないました。茅野市の菊農家の鈴木仁美さんを講師に招き、初開催。発色のよい管内産の菊を存分に生かした、おしゃれなストールができあがりました。
鈴木さんは夫の紘平さんと2017年に名古屋から移住後、新規就農しました。輪菊や洋菊を栽培し、JAに全量出荷しています。鈴木さんがストール作りを始めたのは「寒い諏訪地域で菊を見られる期間は限られている。年中菊を楽しんでもらえる活動がしたい」という思いがきっかけです。
この日は染料に、夏の間に出荷規格外となり冷凍しておいた赤と黄の輪菊を使いました。赤の輪菊でピンク色のストール、黄の輪菊で黄色や緑色のストールに染め上げました。参加者は「菊の色が生きたストールですてき」「やっぱり自然の色は美しい」とほほ笑みました。
鈴木さんは「信州諏訪の花は発色がよいので、とてもきれいなストールができあがる。洋服に合わせて身に着けてもらえればうれしい」と話しました。
(松﨑由来)