ふれあいJA広場
災害への備えを学び、これからも心をひとつに活動
- 石川県 JA石川県女性組織協議会
- 2024年7月
JA石川県女性組織協議会では、活動項目の一つに「防災力の向上」を掲げています。昨年10月に開催された第44回「石川の農林漁業まつり」では、女性部主催のワークショップのほかに、防災のエキスパートも招き、災害の写真パネルや防災グッズの展示とともに、来場者に防災についての話を聞いてもらいました。「災害への備えは、まずは災害について知ることです」との話から始まり、これまで起こった災害を例に備えておくべきものなどを学ぶことができました。
その3か月後の1月1日には能登半島地震が発生し、「いつどこでなにが起きるかわからない」と、災害の怖さを改めて痛感しました。県女協では「できることをできる場所で」を合言葉に、各JAで能登から避難してきた人たちに炊き出しをしたり、手作りのお菓子や支援物資を差し入れたり、カフェを開いて被災者から話を聞いたりするなどの取り組みをしてきました。
次の段階として、全国の仲間から県女協にお預かりした見舞金や支援物資を能登に届け、じかに被災者の声を聞いて、被災者に寄り添った支援に努めていきます。
(JA石川県女性組織協議会会長・北 智子)