ふれあいJA広場
旧Aコープが地域の「協同の力」の発揮場所に
- 岐阜県 JAひだ
- 2024年7月
地域で唯一のスーパーマーケットだったAコープ朝日が閉店して10年近くたった今年、その店舗跡がコミュニティーの場「SUN☀️SUNハウス」として新たに生まれ変わりました。朽ち果てていく建物を見て、「もったいないなぁ〜」「なんとかできないかなぁ〜」「なにかやってみたいなぁ〜」との思いを共有し、地域住民や行政、まちづくり協議会、社会福祉協議会など関係者で話し合いを重ねてきましたが、その地域活性化への熱い思いがようやく実を結びました。
JAひだ助けあい組織「山びこの会」朝高支部でも、自分たちができる初めの一歩として活動プランをつくり、高山市が昨年度から実施している「地域課題解決型事業活動プランコンテスト」に応募。みごと優秀賞に輝き、提案した「食と農を通じた持続可能な地域の実現」に助成金がつくことになりました。そのプランは、SUN☀️SUNハウスでの「食事提供とあったかルーム(ミニディサービス)」の実施です。今年4月17日にグランドオープンし、継続的に活動することができるようになりました。2回めは5月15日に、3回めは6月19日に実施しています。
地域住民が協同の成果を発揮するためには、幅広い世代が気軽に交流し、元気が出る活動を自主的に運営していく仕組みを創造していくことがたいせつです。今後は地域自主運営組織を立ち上げ、よりいっそう持続可能な地域づくりをめざします。
(向畑真由美)