ふれあいJA広場
特産の果物を使った「フルーツ鍋」を受け継ぐ
- 北海道 JAよいち
- 2024年7月
JAよいち女性部は夏場に農産物直売や町外研修、冬場に月1〜2回の例会やジャム製造、クラフト作りなどをしています。1月の例会では10人が参加して「フルーツ鍋」を作りました。
フルーツ鍋は15年ほど前におこなわれた余市町内のイベント「鍋リンピック」で、女性部が金賞を受賞したレシピです。町の特産品である果物を使った鍋を出品しようと、ブドウ、リンゴ、カボチャを練りこんだ3色だんごと、余市町発祥の品種でシャキシャキした食感の『千両ナシ』をダイコンのように切って入れる鍋を考案しました。受賞後は、テレビ取材を受けるなど作る機会が頻繁にありましたが、時間の経過とともに作らなくなり、最近は作り方を知らない部員も増えてきました。そこで、レシピを伝授する場として例会を企画。レシピを知る部員に教わり、久しぶりにみんなでフルーツ鍋を作りました。女性部の歩みの一つであるこのレシピを、これからもたいせつにしていきます。
(小西淳子)