楽しく食と農を学ぶ「1日緑の学園」を開催

　JA小松市では6月、「小松の野菜と食を学ぼう！」をテーマに「1日緑の学園」が開催され、小学生の親子21組49人が参加しました。この「1日緑の学園」は、食農教育活動の一環としてJA小松市青壮年部と女性部が合同で取り組んでいる収穫体験イベントです。
　参加者はまずキャベツ畑へ。バスで畑に到着したとたん、ずらりと並んだキャベツに大きな歓声が沸き、「どのキャベツにしようか」と楽しそうな児童の声が聞こえてきました。店頭に並んだキャベツしか見たことがない児童がほとんどで、畑でのみずみずしい姿に感動したようです。続いて、農家の厚意でタマネギやソラマメも収穫させてもらいましたが、児童たちはあまりの重さに「指がちぎれそう〜」とうれしそう。さらにイチゴ畑では「イチゴの名前は？」「いつごろ苗を植えるの？」など、農家への質問が相次ぎました。
　ハウスの中で大きくて甘いイチゴを口いっぱいにほおばりつつ、収穫したイチゴを手に笑顔がこぼれる児童たち。最後はJA本店に戻り、『ちゃぐりん』野菜クイズに挑戦です。収穫体験イベントは、地元野菜を知ってもらい、親子で地産地消、国消国産を学ぶよい機会になりました。
（中田由利香）