ふれあいJA広場
5年ぶりに、生協メンバーが有機米農家をお手伝い
- 宮城県 JA加美よつば
- 2024年8月
生活クラブ生協が運営する「夢都里路(ゆとりろ)くらぶ」から3人が、5月の2日間、管内農家への援農に訪れました。アイガモ農法有機米を栽培する農家の約50アール四方の水田にネットとテグスを張って、アイガモを放すための準備を手伝いました。
アイガモを水田に放すことで、農薬を使わず除草や害虫駆除ができますが、ひなのうちは、キツネやカラスなどに襲われる被害も多くあります。水田のまわりにネットとテグスを張ることで、そうした害獣の進入を防いでいます。
この取り組みは、生産者と消費者をつなぐものとして長年続いてきました。コロナ禍で中止を余儀なくされていましたが、今年5年ぶりに再開。参加者は、有機米やアイガモ農法について学び、農産物の提携産地を支援しようと参加しました。
「夢都里路くらぶ」は、生産現場での体験を通じて、作る喜びも育てようと援農に取り組んでいます。また、夏にかけて加工用トマトやタマネギの収穫などの援農にも訪れる予定です。
(早坂 萌)