観光客ら774人を受け入れた「梅もぎ体験ツアー」

　JA紀州では毎年、組合員の協力の下、南高梅発祥の地であるみなべ町で「ほんまもんの梅」に触れてもらい、その魅力を知ってもらおうと、「梅もぎ体験ツアー」を実施しています。このツアーは年齢を問わず人気を集めており、今年は6月2日から17日までの計12日間に、地域のこども園や県内の学校、京阪神からの観光客ら18団体（774人）を受け入れました。
　ツアーでは、まずJA職員から南高梅の特徴や加工方法、収穫するさいの注意点などの説明を受けたあと、実際に南高梅約1キロをもぎ取ります。参加者らは一面に広がるウメ畑に魅了された様子で、「こんなにたくさんりっぱな実がなっているのを初めて見た」「持って帰ってウメシロップを作ろう」などと話し、笑顔で体験を楽しんでいました。
　JA紀州は日本一のウメ産地として、今後もこのような活動を積極的に展開し、“紀州みなべの南高梅”のファンづくりに取り組んでいきます。
（中田夏々蛍）