ふれあいJA広場
女性部で、こんにゃく作りを次世代につなぐ
- 愛媛県 JAえひめ中央
- 2024年8月
JAえひめ中央小田ブロック女性部は6月、手作りの食文化を次世代につないでいこうと、内子高校小田分校で2年生7人と、コンニャクイモから「生芋こんにゃく」を手作りしました。
JA女性部員やJA関係者ら6人も参加し、使用したコンニャクイモはJA組合員の源田幸生さんが3年間かけて栽培した拳ほどの大きさのものを使用。あらかじめゆでて皮をむき、角切りにした約4キロのコンニャクイモを、ミキサーにかけてペースト状にした後、じゅうぶんに練りあげます。その後、薪で火をたき、大釜に入ったたっぷりのお湯で泳ぐようにゆでました。ゆであがった約50個の「生芋こんにゃく」は、刺身とステーキ、甘辛煮にして食べました。
こんにゃく作りを初めて体験した野地岡みなみさんは「ふだん食べているものがどのようにできるのかを一から知ることで、食に対する考えが変わった。食べ物にも作る人にも感謝する気持ちが芽生えた」と話しました。
(峯加奈子)