ふれあいJA広場

食と農を未来につなぐボランティア「ふるさと隊」

  • 岐阜県 JAにしみの
  • 2024年9月
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 JAにしみの女性部では、地域の食農ボランティア「ふるさと隊」が次世代を担う子どもたちに向けて食農教育活動を展開しています。これは、米や大豆、野菜を教材に地域の食と農を未来につなぐ取り組みとしておこなわれています。この活動は25年前から続いており、今年6月には大阪市の大阪南港ATCホールで開かれた農林水産省主催「第8回食育活動表彰」において、教育関係者・事業者部門で消費・安全局長賞を受賞しました。
 実際の取り組みですが、毎年5月下旬から管内の小学校で大豆の播種が始まり、大豆の先生としてふるさと隊が指導しています。子どもたちは大豆の生長に合わせて栽培、収穫、加工を順におこない、継続して食のあり方や農との関係を学びます。単発の収穫体験や調理体験で終わらせるのではなく、継続的な活動を通じて、子どもたちの「次もやりたい、学びたい」という気持ちを引き出すため、農業のすばらしさやつらさ、楽しさを包み隠さず伝えています。
 ふるさと隊は今後も長年の活動で培った知識をフルに活用し、ふるさとを思いやる気持ちと共に地域の食農ボランティアとして持続的に活動していきます。
(田中優美華)

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