加入メリットを提示し、女性部員拡大運動を展開中

　JA京都やましろでは、将来にわたって強固な組織基盤を構築しようと、今年度から女性部員純増1万人を目標に掲げた女性部員・組合員拡大運動に取り組んでいます。同JAが誕生した1995年4月に3700人だった女性部員数も年々減少。その状況を打開しようと、2016年には女性部活性化委員会が発足。14支部ごとに新規サークルを立ち上げる「1支部1活動」や、部員が女性部活動に友達を誘う「一人声かけ運動」などを展開し、組織の活性化に取り組んできました。
　しかし、現在の部員数は1300人（今年4月現在）にとどまっています。そこで、同JAは今年度から26年度の3か年をかけて拡大運動に取り組むことを決意。6月に「女性部員・組合員拡大運動キックオフ大会」を開き、女性部員、JA役職員で決意を共有しました。
　今回の拡大運動では、女性部加入のメリットを感じてもらうことに重点を置いており、飲食店などで女性部メンバーズカードを提示すると割り引きや特典を受けられます。今年上期はこの拡大運動に賛同してくれる協力店舗を募り、100店（7月現在）の賛同を得ました。引き続き協力店舗の拡大に取り組んでいます。9月からは女性部加入を呼びかけるチラシと協力店舖を掲載した冊子を手に、女性部員とJA役職員が個々に地域の女性に女性部加入を働きかけています。
（藤本辰也）