ふれあいJA広場
女性部活動で、がん患者を支援。JA厚生連病院から感謝状
- 鹿児島県 JAいぶすき
- 2024年10月
JAいぶすき女性部では、がん患者の外的ストレスを減らすため、ハンドメイドの手ぬぐい帽子「さっとカブリーナ」をJA鹿児島厚生連病院に、継続的に寄贈しています。8月、JA鹿児島県厚生連の前田真一代表理事理事長が指宿市内のJA本所を訪れ、組合長室で永吉ゆりか女性部長に感謝状を贈り、JA・病院スタッフからおしゃれで使いやすいなど好評を得ていることを伝えました。
前田理事長は「とても感謝している。がんで闘病している人々の心の支えとなるすばらしい取り組みだ。地道な活動であるが、今後もお願いしたい」と、お礼の言葉を述べました。また、永吉女性部長は「闘病中の人たちに喜んで使っていただいていることがわかり、部員の励みになります。今後も協力していきたい」と意欲を語りました。
「さっとカブリーナ」の寄贈が始まったのは2年前。『家の光』の記事をもとに、女性部手芸サークル「アトリエ」が作成。抗がん剤治療で髪の毛が抜けるなど外見の変化に苦しむ患者がいることを知り、JA生活担当者が同病院と連絡を取ったのがきっかけとなって続いています。
(花田英夫)