ふれあいJA広場
WE米®を活用して健康寿命を延伸
- 大阪府 JA北大阪
- 2024年11月
JA北大阪は栽培研究した「WE米®(ういまい)」を活用し、社会問題解決に向けた取り組みに力を入れています。WE米®はうるち玄米に比べ、食物繊維が7倍以上、γ-オリザノールが約2倍含まれており、腸内環境の改善や血糖値上昇の抑制、中性脂肪の低下などの健康増進が期待される機能性米です。
JA北大阪では、WE米®を一般消費者向けに販売するだけでなく、一般社団法人在宅栄養ケア推進基金と連携し、低栄養防止による健康寿命延伸事業に参画しています。同事業は高齢者のフレイル・低栄養予防を目的に医福食農連携で取り組む“健康支援型配食サービス”で、2022年度「地方創生SDGs官民連携優良事例」として内閣府から表彰されています。
同基金の冨田実理事は「低栄養予防に取り組むことは高齢者の介護予防・重度化防止により疲弊する地域医療/介護体制を救済し、農業振興により地方創生が推進する」と期待を寄せています。
(三好陽菜子)