ふれあいJA広場
高校生のワークショップに参加し、SDGsを学ぶ
- 熊本県 JA菊池
- 2024年11月
JA菊池女性部は、SDGsの活動を広げるため、県立菊池農業高校SDGs班と連携し、さまざまな取り組みに力を入れています。同校が進める「竹資源を活用した脱炭素社会の実現」をテーマとした放置竹林問題の解決に向け、タケノコを使った加工品作りで協力したことをきっかけに交流が深まりました。
2回めの交流は、農業科2年生3人が竹チップを使った「段ボールコンポスト」のワークショップを開催。同校は竹チップを50%入れたコンポスト用分解材を使い、使いやすさにもこだわった試作品を提供。女性部のメンバーは熱心に学びました。
生徒からは「女性部員のみなさんから多くの意見をいただきました。これからも多くの人にこの活動を広めていきたい」と笑顔で語りました。段ボールコンポストは企業の協力を得て、試作を重ねており、将来的には商品化も視野に入れています。
女性部の堤幸子部長は「興味津々で参加し、しっかりと学びました。今後も情報を共有しながら、この輪をさらに広げていきたい」と意欲を示しました。
(佐藤昭子)