ふれあいJA広場
JAの遊休施設、地域の憩いの場へ
- 高知県 JA土佐くろしお
- 2024年11月
JA土佐くろしおの上分(かみぶん)支所は令和4年4月に閉鎖されましたが、1階を地域の「上分地区地域自主組織」へ貸し出し、地域住民の憩いの場として定着しています。「あったかふれあいセンターかみぶん」と呼ばれるその施設は、支所再編の時期や地域での行政の取り組みなど、さまざまなタイミングが重なることで実現し、今年で3年めを迎えます。
利用者からは「支所がなくなって寂しい思いもあるが、地域で利用できるようになってよかった」「この場所が生きがいになっている」との声があり、今では地域になくてはならない施設になっています。利用者は主に高齢者が多いなか、夕刻には放課後の子どもたちが遊びに来ることも。
施設の2階では同JAが引き続き、組合員代表者会などの会議で使用したり、女性部が定期的に活動で利用しています。旧上分支所は地域とJAをつなぐ新たな拠点となっています。
(森光一平)