ふれあいJA広場
災害に備え、ポリ袋を活用して親子でカレー作り
- 三重県 JA伊勢
- 2024年12月
JA伊勢ファンクラブみらいは8月、南海トラフ地震の発生が懸念されるなか、防災意識を少しでも高めてもらおうと、「あぐりスクール」の一環として防災学習を実施しました。参加者は耐熱用のポリ袋を2枚用意。1枚にはJA伊勢ブランド米の「伊勢ごころ」と水を入れ、もう1枚にはミックスベジタブルとカレールー、ツナ、水を入れ、それぞれ空気を抜いて縛り、沸騰した鍋に入れて約30分間ゆでました。
完成を待つあいだは、JA伊勢の職員が講師となって防災について講義。緊急連絡先を記入したり、国土交通省が運営するハザードマップポータルサイトと国土地理院のデジタルマップで自宅周辺の避難場所を確認したりしました。
講義のあとは完成したカレーを食べ、できばえや味を確認。子どもたちからは「ポリ袋で災害時に料理ができることがわかった」「カレーもおいしかった」「さっそくポリ袋を用意する」といった前向きな感想を聞くことができました。災害への備えは事前準備がだいじです。みなさんも防災について考える時間を設けてみてください。
(村松賢人)