ふれあいJA広場
地元の特産品を学ぶ、JAの出前授業
- 徳島県 JA大津松茂
- 2024年12月
鳴門市立鳴門市第一小学校に、9月、JA大津松茂の沖野晴彦専務が出向き、3年生約50人を対象に地元特産品のひとつであるナシについて、出前授業をおこないました。おいしいナシを育てるために生産者が1年間どのような作業をしているのか、収穫されたナシがどのように消費者に届けられるのかなどを説明しました。
沖野専務が「葉が落ちると、ナシの木は休眠する。この休眠の時間がないと、花が咲かない」ことや「ナシの花は、実が生育するのが遅い品種ほど早く咲く」などと説明すると、児童だけでなく先生からも驚きの声が上がりました。
児童からも事前に自身で調べた内容の発表があり、「ナシの栽培で使う機械は何種類あるのか」「鳴門市にナシ農家は何人いますか」といった生産に関する質問から、「ナシを使った料理はありますか」「ナシのキャラクターはいますか」といったさまざまな質問があがり、にぎやかな授業となりました。
JAでは今後も、食農教育に力をいれ、農業のたいせつさを伝えながら、もっと身近なものとして実感してもらえるよう活動を続けていきます。
(猪井琴巳)