ふれあいJA広場
子どもたちが米の脱穀作業を体験
- 山形県 JAみちのく村山
- 2024年12月
山形県尾花沢市の市立玉野小学校の5年生14人が10月、稲の脱穀作業を体験しました。
脱穀したのは、9月に手作業で刈り取り、「はせ掛け」で天日干しにしたもち米『ヒメノモチ』。JAみちのく村山尾花沢市青年部(石丸和憲委員長)の盟友ら10人に教わりながら、2機の足踏み脱穀機で昔ながらの作業をおこないました。その後、脱穀した籾といっしょに混ざっているわらくずやごみを唐箕(とうみ)を使用して取り除き、重い籾だけを残す作業も体験しました。
最初は勢いよく回転する脱穀機のドラムに戸惑っていましたが、徐々に慣れ、手際よく作業ができるようになりました。児童たちは「初めて昔の脱穀作業をしたが、足を踏むのとドラムに稲穂をあてるタイミングが難しかった。作業のたいへんさを体験でき、お米のたいせつさを感じた」と話していました。
今回脱穀した『ヒメノモチ』は、精米して1.5㎏ずつ紙袋に入れ、保護者や地域の人に販売しました。
(有路 隆)