秋の収穫感謝祭で女性部食堂が大盛況

　令和6年能登半島地震では多くの人が被災し、自宅からの避難を強いられました。このとき、JAのと女性組織協議会として炊き出しなどなにかできることはないかとの話も出ましたが、断水など衛生面の不安から実現できませんでした。そして、震災から6か月がたち、能登半島地震復興応援フェアとしておこなわれた自動車・農機展示会で震災後初の活動を再開。しかし、さあこれからだと思った矢先の9月、奥能登豪雨で心が折れました……。
　それでも、JAのと女性協は負けません。2024年10月におこなわれた「JAのと秋の収穫感謝祭」では女性部食堂を出店し、うどんやカレーライス、あんこときな粉をまぶしたつきたての餅を来場者に振る舞いました。前日からの仕込みも、久しぶりに顔を合わせた会員同士、近況を話しながら楽しくこなしました。
　感謝祭にはたくさんの人が来場し、女性部食堂には長蛇の列ができて大盛況。また、支援物資としていただいたタオルやお茶を来場者に配り、とても喜ばれました。「能登の女性は強い！」「二度の災害にも負けない！」のです。JAのと女性協は楽しく、できる活動から始めていきます。
（JAのと女性組織協議会会長・稲本久美子）