ふれあいJA広場
「食農せんせい制度」で組合員の知識と経験を生かす
- 兵庫県 JA兵庫六甲
- 2025年1月
JA兵庫六甲の取り組みの一つに、「食農せんせい制度」があります。これは各支店で組合員を「食農せんせい」として講師登録し、講師となった組合員が地域に根ざした食農教育活動を通じて食と農の魅力を地域住民に伝えていくという取り組みです。さらに、活動することで地域住民との新たなつながりも生まれることから、組合員の生きがいづくりになると期待されています。「食農せんせい」に登録された組合員は、それぞれ食や農の知識・経験をもとに地域の農畜産物の魅力を伝え、地域農業への理解や関心を高めてもらおうと、創意工夫に努めています。
現在、110人の組合員が「食農せんせい」に登録・認定され、田植えや稲刈り、夏休みの小学生向けの料理教室など、たくさんのイベントで活躍しています。今年度は広報誌『Wave Rokko』(ウェーブ六甲)のレシピコーナーに「食農せんせい」が出演し、旬の食材を使用した料理を紹介しています。JA兵庫六甲では、これからも「食農せんせい」制度を通じて組合員と共に地域農業の魅力を伝える取り組みを進めていきます。
(足達真里子)