ふれあいJA広場
フードドライブで「もったいないをありがとうに!」
- 愛知県 JA愛知西
- 2025年2月
JA愛知西女性部大和(やまと)支部は2024年8月19日、各家庭で余っている食料品や日用品などをJA大和支店に持ち寄り、支援を必要とする人や団体に寄付する「フードドライブ活動」を実施しました。22年から同支部で取り組んでいるこの活動。今回は支部会員74人と支店職員が協力し、「もったいないをありがとうに変えよう!」をキャッチフレーズに、8月1日から食料品などの提供を地域に呼びかけました。
ちょうど南海トラフ地震の臨時情報を受けて備蓄意識が高まった時期と重なり、集まりに不安はありましたが、いざ実施してみると、活動に賛同する市内の製麺業者などからの寄付を含め、缶詰や米、菓子、飲料、調味料など約750点が集まりました。仕分け作業をしたあと、一宮市内でフードバンク活動をおこなっているNPO法人のわみサポートセンターに寄付しました。
また、実施当日には、この取り組みが食品ロスの削減と社会貢献に寄与したとして、一宮市環境部から大和支部に感謝状が贈られました。贈呈式では支部長の足立純子さんが「食料品の価格が高騰し、生活に困窮する人が増えている。微力ながら社会貢献になればと思って活動している。みんなで協力して温かい支援の輪を広げていきたい」と力強く話しました。
JA愛知西女性部では、大和支部のフードドライブ活動が長岡支部や大里支部、明治支部にも波及。地域全体に支援の輪が広がっています。
(吉田秀明/吉の字は土に口)