ふれあいJA広場
災害に強い地域づくりを学ぶ、女性部の防災教室
- 新潟県 JA北新潟
- 2025年2月
JA北新潟女性部は各地域で防災教室を開いています。講師には地域の防災士や消防署員を招いて、災害の備えや自分たちが住む地域にどんな災害のおそれがあるのかなどを学びました。「地域の防災活動の活性化のために必要なことは、近隣同士のつながりである。地域の組織づくりをしっかりとすることがだいじである」と、講師は話しました。
また、身近な新聞紙を使い、災害時に役立つスリッパ作りもおこないました。大きな地震の時は家の中でも素足で歩くと、ガラスの破片などでけがをする危険が隠れています。新聞紙スリッパを準備しておくことで備えることができます。参加した部員は「ふだんから新聞紙は野菜の保存に使ったりしているが、簡単に折るだけでスリッパができた。今度は地域の人が集まる場でも作ってみようと思う」と話していました。新聞紙の他にも米袋(一度、米の保存などに使用した「一空袋」(いちあきたい))で作成し、丈夫な米袋の魅力を伝えました。
女性部では、今後も地域と暮らしを守る活動に積極的に取り組んでいきます。
(渡邉由里子)