知識を得て試食も楽しんだ冬の露地野菜収穫体験

　JAひまわりでは2024年12月、農業について生産者の声を聴きながら収穫体験し、地元・豊川産の食材で作った豚汁を試食するイベント「冬の露地野菜収穫体験」を開催しました。場所は同JAのグリーンセンターに出荷している生産者の畑で、収穫するダイコンやニンジン、ブロッコリー、ハクサイなどの野菜は、職員がお盆過ぎから種まきや間引き、草取りなどの作業を手伝ってきました。
　夏の猛暑と雨で作物が思うように育たず、ダイコンは先端が腐り、キャベツは小さくて収穫できないなどのトラブルもありましたが、10組29人の参加者はハクサイ、白ネギを含む8種類の野菜を収穫しました。収穫後は、職員が豚汁に入っているサトイモとコンニャクイモの実物を見せ、親イモに子イモができることや、他の食材についての豆知識を説明。そして、収穫した野菜と前年に仕込んだみそを使った栄養満点の豚汁をみんなで試食しました。その日は寒かったこともあり、鍋いっぱい作った豚汁はすべて食べきりました。
（長坂淳子）