ふれあいJA広場
「朝ごはんしっかり食べて」 大学生に地元産新米おにぎり1000個を配布
- 鳥取県 JA鳥取西部
- 2025年3月

JA鳥取西部は2024年11月、米子市の鳥取大学医学部で「おにぎり朝ごはんプロジェクト」を実施し、地元産新米のおにぎり1000個を同大学の学生に無料で配布しました。
プロジェクトは、同JAの合併30周年を記念した初の取り組みで、若者の健康的な朝食習慣の促進や地元産米の認知度向上などが狙いです。
今回使用した米は、鳥取県のオリジナル米の『星空舞』で、特有の甘みと冷めてもおいしいのが特徴です。『星空舞』のおにぎりは、JAしまね安来地区本部の協力により同JA安来精米センターで無洗米処理をおこなった後、同JAの安来米飯加工センターが製造・包装し、「おかか」と「サケ」の2種類を用意しました。
朝8時から同大学キャンパス内2か所で配布を始め、同JAの森脇俊介参事や同JA職員が「朝ごはんをしっかり食べてくださいね」と呼びかけながらおにぎりを手渡し、受け取った学生はうれしそうな笑顔を見せていました。
JA担当者は「このプロジェクトの目的は、地元産米の認知度向上だけでなく、若者に朝食のたいせつさを再認識してもらうことにもある。将来、医療の現場で県外に出ても『星空舞』を思い出して口コミなどで広めてもらえたら」と話しました。
(田代真規)
