ふれあいJA広場
世界に1つだけの「オリジナルリンゴ」の収穫作業をしました!
- 長野県 JAあづみ
- 2025年3月

JAあづみでは、当JA管内の小学3~6年生とその家族を対象に、食農教育を展開する「あぐりキッズスクール」を開催しています。次世代を担う子どもたちに、農作業体験を通じて「食」と「農」のたいせつさを伝えるとともにJA事業への理解促進を図るため、創立50周年記念事業として開講し、2024年度で10年めを迎えました。
本事業は、水稲、野菜、果樹コースの3つを設けており、なかでも2022年度に新設された果樹コースは、自身がデザインしたシールを果皮に貼り模様をつけることで、世界に1つだけの「オリジナルリンゴ」が作れると人気を集めています。
講座は、全3回を安曇野市のリンゴ農家、帯刀洋亮さんの圃場(ほじょう)でおこない、『シナノスイート』の摘果作業やシール貼り、葉摘み、収穫などの作業を体験しました。
2024年10月には、5月から丹精して育てたリンゴを収穫し、家族で喜びを分かち合いました。収穫後、シールをていねいに剝がすとイラストや文字が浮かび上がり、「すごい! ちゃんとリンゴに絵が写ってる!」などとおたがいに見せ合い、喜びをかみしめていました。
JA農業企画課主任の原一道さんは「実際の生産現場を肌で感じてもらい農家のたいへんさを感じ、家族で地元の物を食べて応援したいと思っていただければ」と話しました。
(波場結加里)