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青壮年部役員、臭いが少ないJAの最新堆肥製造施設を視察

  • 鳥取県 JA鳥取中央
  • 2025年4月
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 JA鳥取中央青壮年部役員は、琴浦町でJAが取り組む、循環型農業「みどりの食料システム戦略」について勉強会を開きました。2024年から稼働を始めた堆肥製造施設「琴浦グリーンセンター」の視察や、JA畜産部の職員から石炭灰入り堆肥の取り組みについて話を聞き、知識を深めました。
 琴浦グリーンセンターでは、新たに導入した4軸スクリュー式の撹拌(かくはん)機による堆肥製造過程や次亜塩素酸水の噴霧による脱臭システムを視察。ペレット加工した堆肥を手で触って品質を確認しました。JAでは、地域の未利用資源の活用として、中国電力と連携し水稲向けの石炭灰入り堆肥の商品化を進めており、化学肥料使用量削減に向けた実証試験もおこなっています。青壮年部委員長の大田忠敏さんは「昨年、琴浦グリーンセンターで製造された堆肥を散布したところ、臭いが少ないとよい評判だった。高品質な堆肥だと認識できたので野菜や米、果樹など多品目で堆肥利用が進むよう盟友へ声かけしたい」と話しました。
(細谷里咲子)

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