ふれあいJA広場
消費者との交流の場の朝市、30周年を迎える
- 群馬県 JAたかさき
- 2025年4月

JAたかさきわくわく朝市会は、2024年9月、高崎市のJA本店駐車場で、朝市会30周年記念祭を開きました。
朝市の開始前におこなった式典では、発足当初からの会員2人とJAの五十嵐俊介代表理事組合長がくす玉を割って祝福して、JAから感謝状も贈りました。
同会は、女性会の活動として希望者50人で立ち上げ、1994年9月にスタートし、昨年で30年を迎えました。現在は、13人の会員が出店しています。
初代会長の阿久澤庸子さん(94)は「朝市を始める時に、エプロンと旗を手作りして今も使っている。JAの協力もあり、30年続けられてうれしい。週1回の朝市は、生活にリズムとなり元気の秘訣(ひけつ)」と話しました。
式典終了後、朝市が始まると、待ちわびた来客は、仮設台に並べられたキャベツや長ネギなどの新鮮野菜、よもぎ餅や赤飯などの加工品を次々と買い求めていました。
来客の多くは地域住民などリピーターで、生産者と消費者が直接結びつくたいせつな場となっています。
会長の長井はつ代さん(83)は、「朝市に来るみなさんに、野菜が新鮮でおいしい、と言われるので励みになる」と話しました。
(大熊芳男)
